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11. 二平面の交差計算と応用

11.3 二面の交差線を計算するアルゴリズム


11.3.6 二面が平行であるときの判定は次章で扱う

 オモチャの積み木細工で構造を構成するときは、面と面とが接するように積み上げますし、複数のブロックの面が平行に揃う構成も普通に見られます。この場合には、「同じ向きの面が並ぶ・逆向きに面が重なる」場合が起こります。平行性の判定は、二面の成す角度を、角度のしきい値で比較して判定します。また二面の距離は、しきい値と比較して接する条件を判定します。同じ向きで面がつながるときは、境界になる辺を削除して二つの面を一つに繋ぎます。面の接触では、共通する接触部分を除く必要があります。この条件は、処理としてはかなり入り組んだ判定を必要としますので、この章の続編として次章で解説します。
2008.11 橋梁&都市PROJECT

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