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エクセルSoftの使い方

3. 成果文書としての体裁


3.4 表示の重なりに注意する

 セルに書き込むデータが数字・記号以外の文字並びであるときは、セルの寸法幅指定に関係なく、自動的に複数のセル領域にまたがってリストされます。文字並びの指定されたセルとの相対的な位置関係は、左詰め・中央揃え・右詰めの指定で決まります。そうすると、長い文字並びを書き込むセルに隣接するセルで文字位置の重なりが起こることがあり、相対的に右側の文字表示が上書きされます。この場合にはエラー表示が出ませんので、文字の欠けが起きないように確認する必要があります。数字及び数学記号で始まる文字並びを、数値に変更しないで文字並びのままで扱いたいときは、データ入力並びの先頭に半角のアポストロフィ(')を付けます。このアポストロフィはモニタやプリンタには出力されません。計算書の章・節・項の見出しに数を先頭に付けるときに、このデータ入力方法を使います。

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