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6. 文書の作成技術

6.7 コンピュータリテラシーの教育


6.7.6 期末試験は常識の確認に当てます

 毎週の授業と演習では、出席の確認を兼ねて、10問程度の簡単な常識問題のクイズを出し、解答を説明して自己採点をするようにしています。この一つに「1インチの長さは何センチか?」があります。コンピュータ技術はアメリカ主導型で開発されてきましたので、長さの単位に、陰に陽にインチ(2.54cm)の寸法が使われています。活字のポイント数も1インチが72ポイントになっていることも、関連した常識です。期末試験では、この問いを一つのキーに使っています。これが正解でない学生は、多くの場合、出席率も低いので、レポートでの単位を認定しても成績はAとしません。これは学生の方でも納得してくれました。
2010.6 橋梁&都市PROJECT

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