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11. 小径間吊橋の計算(続)

11.2 支点反力の計算


11.2.3 未定係数は右支点の境界条件で決定する

 式(11.1)は、左側支点(x=0)で撓みと曲げモーメントが0です。右側支点(x=L)で、式(11.2)と合わせて、撓みと曲げモーメントを0にする条件で、未定係数R1とR2とを決定します。剪断力の分布(剪断力図)の解を下の式(11.3)に示します。この式は、x=xPで左右の座標値が不連続です。左側支点の反力の影響線は、x=0の右側での剪断力の影響線で求めます。これを式(11.4)に示します。

2010.2 橋梁&都市PROJECT

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