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7. 鋼鈑桁橋計算エクセルSoftの解説

7.5 ユーザがする作業のあらまし


7.5.7 全体重量の検証をする

 そもそも設計計算の目的は、使用材料の寸法と重量を求めることです。全体の重量は、詳細な製作図を描いてから材料表を作成し、それから重量を積算します。この重量は死荷重として計算に必要ですが、計画設計の段階では判りませんので、経験則を使って見積もります。しかし、応力計算を元に所要断面寸法が計算できれば、それを参考にして、比較的実情に合った重量が得られます。かなり大雑把な仮定ですが、再現設計は、重量計算と、撓みの計算で締めくくります。
2009.10 橋梁&都市PROJECT

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