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4. トラス橋計算エクセルSoftの解説

4.4 縦桁の計算


4.4.2 縦桁の上フランジ幅は先に決めること

 縦桁の上フランジは、鉄筋コンクリートスラブを支える個所です。その幅は、橋方向に一定に保ち、簡単なズレ止め鉄筋を溶接します。上フランジ幅は、幅員張出し部分の鉄筋コンクリートスラブの支間を決めるときに使いますので、デフォルト値の扱いをします。鉄筋コンクリート床版は、縦桁の箇所で或るハンチ高さを持たせます。張出し部分の鉄筋コンクリートは、スラブの標準厚にこのハンチ高さを加えますので、床組み全体の断面設計では入力条件として重要な数値です。
2009.7 橋梁&都市PROJECT

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