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1. 橋梁設計の実務

1.4 文書としての体裁


1.4.1 技術文書としての体裁を持たせること

図1.1:EXCELの作業画面の一例

 設計計算書は、文書の性格として、本文は科学技術レポートの体裁に整えます。その標準書式としては下のようにします。
計算書作成に使うEXCELのモニタ画面は、簡単な線図を作図する便宜も考えて、全体が等幅の方眼状になるようなセル寸法に区切ります。A4用紙幅から左右の余白を引いた印刷幅169mmを33等分する列幅設定は2.05になります。セル書式のデフォルトの列幅は8.38です(単位基準が何であるかは不明です)これは列番号でA〜AGの範囲です。計算書は、数字や文字位置が縦に揃うようなスタイルにまとめますので、等幅文字フォントを使い、さらに文字位置を細かく指定します。このような書類体裁に作成するツールは、通常のワードプロセッサでは難しいでしょう。作業画面の例を図1.1に示します。

用紙レイアウト:

A4版縦位置、横書き、一段組み

余白

左・右・上は 2.0cm>、下はページ番号記入を見て .5cm

フォント

MSゴシック(等幅フォントは数字が見易くなります)

本文 11ポ

見出し:章 14ポ、節 12ポ、項 11ポ、いずれも太字

行インデント

見出しはインデント無し

コメント行は、エクセル1列幅分

計算書本体は、エクセル2列幅分

章・節・項の見出し番号

小数点で区切ります。例えば 4.3.5

2009.4 橋梁&都市PROJECT

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