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4. 論理学の応用場面

4.2 論理パズル


4.2.1 文を記号化する演習に役立つ

 主語・述語が整った短い文単位があって、意味がまともであるか(真)、そうでないか(偽)の判断を保留しておきます。幾つかの文単位を「かつ、または、ならば〜である」で繋いだ全体で、或る論旨を導くときの過程から、この文並びの結論が、真であるか偽であるかの判断をします。この結論が直ぐには分からないことがあります。それを問題とした遊びが論理パズルです。本来、文字並びを読んで、考えを巡らして結論を出す頭の体操ですが、形式論理学を応用して解く方法もあります。これは、文を式に置き換える方法を理解することに役立ちます。以下に示す例題は、下の参考文献からの引用です。
小野田博一、「新作論理パズル」、ブルーバックスB1061,1995,ISBN4-06-257061-0 C0240 O740E (0)
科学書刊株式会社:電子版 「橋梁&都市 PROJECT: 2012」

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