A10 ファイルの制御
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- 10.1
- NUCE_BASICの入出力の最小構成は、キーボード、キャラクタディスプレイ、ディスクファイルの三つです。科学技術計算ではグラフィックスモニタが必要です。
- 10.2
- ファイルを効率的に使用するには、下のような目的のファイルが必要です。
(1) HELPのメッセージを記録したファイル。
(2) LOAD, SAVE, MERGEコマンドで利用するプログラム保存用のファイル
(3) DECKコマンドで呼び出すバッチ処理用のファイル
(4) LOGONコマンドでキーボード入力、モニタ出力を記録するログファイル
(5) INPUT#文でデータの読み出しに使うファイル
- 10.3
- ファイルの入出力は、利用しているコンピュータシステムとオペレーティングシステム(OS)に強く依存しています。NUCE_BASICはFORTRANで作成しましたので、一般的にファイルの扱いがデリケートです。
- 10.4
- NUCE_BASICで利用するファイルは、実行形式のプログラム本体以外はすべてテキストファイルの形式になっています。ファイルの識別子を区別することはしてありません。
- 10.5
- LOAD, SAVE, MERGEで利用するBASICプログラムファイルでは、習慣として.BASを使うことが多いのですが、Visual BASICのファイルと誤認するシステムが多くなりました。
- 10.6
- HELPファイルはテキスト形式で作られていますので、それをリストしてマニュアルとしても利用できます。このテキストファイルのファイル名はBHELP.DATとして実行ファイルと同じディレクトリに納めて利用することが前提になっています。したがって、バージョンの異なる種々のNUCE_BASICでは、同じBHELP.DATの名前のファイルがありますが、これらの中身はそれぞれ異なっていることに注意します。
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