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計算幾何基礎 教材2

NUCE_BASIC+GEOMAPを利用する

幾何モデリングの演習

島 田 静 雄: E-mail: QYK02464@nifty.ne.jp
初版1996-05-13、第三版 2001-01-09

ま え が き

 この冊子は、幾何モデリングのソフトウェアであるGEOMAPの使い方を12章にまとめ、埼玉大学情報工学科で学生教育の教材として使うように編集したものです。幾何モデリングはCADやコンピュータグラフィックスの基礎となる技術ですが、この全体像を勉強しようとなると多くの間連した基礎知識を系統的に覚えなければなりません。幾何モデリングは、本を読んで理解するよりも、まず、幾何モデルを自分で作って納得して覚えるような実践的な演習を踏まえておくと、問題点を具体的に捉えるときに役にたちます。

 プログラムパッケージGEOMAPの開発は1970年代から継続している研究課題です。この間にコンピュータ間連技術の進歩発展が余りにも急速で目まぐるしかったので、系統的に資料を整理することまで手が回りませんでした。このテキストの原稿は最初1996年に作られ、2001年に部分的な原稿の見直しをし、マニュアル部分を別冊子としました。埼玉大学を定年退官して、時間的に余裕ができてきましたので、この演習テキストを含め、計算幾何の間連教材の再編集に手をつけることにしました。日本には多くの外国人留学生が勉学していますので、同じ内容をページ対応の英語版としても編集してあります。

この演習テキストは、下記のWebのページでも見ることができます。
http://WWW.ke.ics.saitama-u.ac.jp/kondo/lect/geomap/index/html
なお、問い合わせは埼玉大学の近藤研究室で受け付けています。
Email : kondo@ke.ics.saitama-u.ac.jp

参考事項

参考文献

  1. M.Hosaka, F.Kimura: "An Interactive Geometrical Design System with Hand-writing Input," IFIP77, 1978.
  2. Shizuo Shimada, "A Language GEOMETRY for Education and Profession," Microcomputer in Secondary Education, S.Moriguchi et al.(Eds.), Elsevier, IFIP, 1987.

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