1.3 下絵の嵌め込み

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 何かの図形の座標を読み取る作業には、下絵としてその図形を表示しておいて、その上からマウスで点の座標をなぞり、シフトキーを押しながらクリックします。下絵の読み込みは、FILEメニューのRead_BMP_fileサブメニューから、ユーザが別に準備したビットマップファイルを指定します。ファイルの拡張子は、デフォルトが(*.bmp)ですが、gif, jpg, ico, wmf, emf, rleにも対応します。画像は左上詰めで表示されます。画像はビット単位でのはめ込みですので、拡大・縮小は行いません。大きな画像では右と下とのはみだし部分は表示が切れてしまいます。逆に、小さな画像を扱うならば、上の段落で解説したように、画面を低解像度に変えて実質的に画面を拡大して扱う方法を取ることができます。下絵を必要としなくなったら、Clear_BMP_imageサブメニューで消します。

図2: 背景画として写真を取り込んで座標値を読み取る場合


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