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10. 小径間吊橋の計算 |
10.5 水平反力の影響線を計算する式 |
10.5.1 等分布荷重を受ける梁の格点モーメントを求める |
第10.2節の第5パラグラフの式(10.3)を解説したところで予告しましたが、水平反力の影響線を計算するとき、式Aの方の応力と変形を表す計算式が必要です。これには、第10.3節最初のパラグラフの式(10.5)-Aの解が必要でした。これを一般的に扱うため、単位の等分布荷重q=1が作用する場合の解を第4パラグラフの式(10.12)〜(10.14)にまとめておきました。これらの式を直接使うこともできます。しかし、前節に整理したマトリックスの式と関連を付けるため、少し遠回りですが、式(10.12.1)と式(10.13.1)を元に階差式の表し方に直し、再びこれを解きます。曲げモーメントに関しては、式(10.16.1)と右辺が異なるだけの下の式が得られます。![]() 2010.1 橋梁&都市PROJECT |
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