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6. 格子桁の分配係数の計算法

6.4 例題:七点のバネ支承で支えられた六パネルの連続梁


6.4.10 (10)

 式(6.15)の左辺でXの係数をまとめたマトリックスを求め、この逆行列を計算します。これと式(6.15)の右辺のPの係数をまとめたマトリックスとの積を作れば、形式として下の式(6.16)のようなマトリックス表現が得られます。この行・列の成分が、バネ支承で支えられた連続梁の支点反力の影響値・支点反力の分布値、つまり一本横桁の格子桁の分配係数です。具体的な数値は、格子剛度zに数値を入れて計算します。実用的な計算に直ぐに役に立つように、独立にまとめたエクセルSoft PGRIDV00.XLSを用意してあります。

  式(6.16)
 
2009.9 橋梁&都市PROJECT

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