目次ページ,  前ページ,  次ページ

10. 小径間吊橋の計算

10.3 引張軸力を受ける梁としての補剛桁の計算


10.3.6 曲げ剛性が小さい場合は変位の方から計算する

 桁の弾性エネルギーは、撓みの方からも計算できます。等分布荷重(q=1)とその場所の撓みwの積は外部仕事ですので、撓みを積分することが弾性エネルギーの計算になります。この方法は、EJ→0になる歩道吊橋の計算のときに便利です。計算式は、(10.14.3)です。式(10.14.1)よりも簡明です。
2010.1 橋梁&都市PROJECT

前ページ,  次ページ