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7. 鋼鈑桁橋計算エクセルSoftの解説

7.4 エクセルSoftの構成


7.4.3 シートは章別にまとめてあること

 エクセルSoftは、形式を整えた計算書の作成が目的です。公文書としての顔を持たせるように、書式と体裁(用紙・横書き・字詰めなど)は、標準的な科学技術レポート形式で印刷出力が得られるようにしてあります。エクセルSoftの目的は、既設橋梁の力学的な特徴を明らかにすることを主眼としますので、製作・架設に必要な項目、例えば添接部の計算などは、意図的に省きました。また、部材全部の情報ではなく、代表的な最大応力断面だけのデータに抑える、などのようにして、印刷ページ数が増えないようにしました。計算書は、計算の流れを章に分け、複数のEXCELシートで構成します。シート番号名は、準拠示方書年を頭に付け、計算書の章番号別に分けて、例えばS31-0, S31-1, S31-2, …のように追い番号を付けてあります。ただし、‘概要説明’のシートがあり、ユーザ向けに簡単な情報を載せてあります。これは、ReadMeファイルに当たります。
2009.10 橋梁&都市PROJECT

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