共同研究
技術情報
Technical Information

共同研究

共同研究の実績

質の高い研究成果を創出するため、公益財団法人 下水道新技術推進機構はじめさまざまな企業・研究機関と連携しています。

研究の目的

研究の目的

この研究は、名古屋市上下水道局、中日本建設コンサルタント株式会社、株式会社ジャスト、クモノスコーポレーション株式会社 研究共同体による共同研究です。

研究の目的

研究の内容

躯体調査への活用事例として、目視による調査・点検が困難な高所に対して、高解像度カメラを搭載したドローンでの撮影を行い、取得した画像データを仮想3D空間内に登録してある撮影対象部材と連携して管理する仕組みを構築しています。
これにより、2次元図面から調査位置を特定し、画像データと該当箇所を照合するこれまでの作業に比べ、効率的な維持管理を実現しています。また、通常は内部に入ることのできない調整池などを仮想3D空間化することで、机上で内部空間が把握できるメリットもあります。

取り組みの経緯

浄水場や下水終末処理場などのインフラプラントは、多種多様な設備を運用することで、地域住民に対し良好なサービスを提供することができます。
これらの施設は常に良好な機能維持が要求されますが、経過年数や現状のコンディションなどが個々に異なっているため、調査・点検情報、機能診断結果の蓄積、分析、評価、対策のためメンテナンスサイクルの構築が必要です。
また、多くの施設で老朽化の進行が懸念される中、耐用年数が比較的長い土木・建築躯体では、良好な状態を維持する上で、経年による劣化状況の把握が重要です。

研究の目的

本研究は、下水道管路施設に使用されるマンホールを対象に、長寿命化計画の策定に必要となる調査・診断方法や工法選定手順について示すとともに、具体的な修繕・改築に関する設計手法や施工計画および施工管理に関する考え方を示し、その成果を技術資料として作成することを目的としています。

研究の内容

本研究の主要な検討項目は、以下のとおりです。
(1)下水道用マンホールの調査・診断・設計・施工方法の整理
(2)改築工法および修繕工法の要求性能の明確化
(3)長寿命化対策への適用に関する整理
(4)技術資料の作成

取り組みの経緯

平成26年12月公益財団法人 下水道新技術推進機構から、以下の研究において研究成果が認められ「新技術研究成果証明書」が交付されました。この研究は、公益財団法人 下水道新技術推進機構と当社をはじめ他社との共同研究です。

研究の目的

本研究は、マンホールふたの予防保全的な維持管理のために、巡視・点検・調査から改築までの流れや性能劣化および機能不足によるリスクを評価する手法を明らかにするとともに、事業実施の優先順位の考え方を示し、地方公共団体における効率的なマンホールふたの維持管理計画、改築計画(長寿命化計画)の策定に資することを目的としています。

研究の内容

技術マニュアルは、マンホールふたの計画的な維持管理に関する考え方をストックマネジメントの考えを用いて整理を行ったものであり、計画的かつ総合的な見地から、マンホールふたの維持管理における課題の整理と対策の立案手法について取りまとめを行ったものです。

取り組みの経緯

平成23年3月財団法人 下水道新技術推進機構から、以下の研究において研究成果が認められ「新技術研究成果証明書」が交付されました。この研究は、財団法人 下水道新技術推進機構と当社をはじめ他社との共同研究です。

研究の目的

本研究は、雨水ポンプ場ネットワーク計画について、その概要および特徴を示し、計画手法を明確にした上で、適用形態・施設の計画および運用時における効果検証などに関する技術的事項についてまとめることを目的としています。

研究の内容

本研究では、以下の3点について検討しました。
(1) 雨水ポンプ場ネットワークの位置付けの整理
(2) 雨水ポンプ場ネットワーク計画に関する技術的検討事項の整理
(3) シミュレーションによる雨水ポンプ場ネットワークの運用効果の確認

取り組みの経緯

平成23年3月財団法人 下水道新技術推進機構から、以下の研究において研究成果が認められ「新技術研究成果証明書」が交付されました。この研究は、財団法人 下水道新技術推進機構と当社をはじめ他社との共同研究です。

研究の目的

下水道事業の効率化、下水道事業運営の安定化を図るための手段として、複数の下水道処理施設によるネットワーク化に着目し、下水道処理施設のネットワーク計画を策定するための技術的事項および計画手法を示すことを目的としています。

研究の内容

ネットワーク事業計画を策定するまでの手順として、ネットワークの可能性の検討、単独対応案との比較検討における評価手法、ネットワーク事業計画策定までの検討手法を取りまとめました。
(1) ネットワーク可能性を検討するための手法
(2) ネットワークによる効果の表し方および評価手法
(3) ネットワークの長期的計画および事業計画を策定するための検討手法

取り組みの経緯

平成18年6月財団法人 下水道新技術推進機構から、以下の研究において研究成果が認められ「新技術研究成果証明書」が交付されました。この研究は、財団法人 下水道新技術推進機構と当社をはじめ他社との共同研究です。

研究の目的

管路施設の改築・修繕事業を効率的に進められるよう点検・調査から設計・施工までの一連の工程を体系化するとともに、各工程で発生する情報について標準データ仕様を定めることにより、各データを効率的に利用できるようにします。
また、これらデータを蓄積することにより災害時における迅速な復旧に寄与できるよう災害復旧の流れを整理することを目的としています。

研究の内容

改築・修繕事業の調査から施工までを一連の業務として体系的に整理し、計画的かつ効率的な事業が行えるように検討を行いました。
また、改築・修繕事業を進めるために必要となる情報について、標準データ仕様の設定を行いました。
さらに、災害時における下水道管路施設の被災状況調査から災害査定資料作成までの流れを整理し、災害復旧に活用できるようにしました。

取り組みの経緯

平成18年6月財団法人 下水道新技術推進機構から、以下の研究において研究成果が認められ「新技術研究成果証明書」が交付されました。この研究は、財団法人 下水道新技術推進機構と当社をはじめ他社との共同研究です。

研究の目的

総合的な浸水対策や合流式下水道改善対策の解析・検討を計画的かつ効率的に行うため、「流出解析モデル利活用マニュアル」をより使いやすく応用性の高いマニュアルへ改訂することを目的としています。

研究の内容

全国自治体からのマニュアルに対する要望や意見および浸水対策に求められる新たな課題などを踏まえて以下の内容を主体に検討し、マニュアルの改訂を行いました。
(1) 浸水シミュレーションに必要となる氾濫解析モデルについての記述と事例紹介の新規追加
(2) 汚濁負荷量解析に関する留意事項など解説の充実
(3) 浸透施設などのモデル化に関する記述の充実
(4) 近年の実績を加味した歩掛の見直し

取り組みの経緯

平成18年6月財団法人 下水道新技術推進機構から、以下の研究において研究成果が認められ「新技術研究成果証明書」が交付されました。この研究は、財団法人 下水道新技術推進機構と当社をはじめ他社との共同研究です。