鉄道
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業務概要

豊富な経験と実績のある鉄道技術を駆使して、鉄道の立体交差化事業の計画・設計、環境影響評価を含め総合的にサポートしています。

鉄道という大量輸送手段と自動車という個別輸送手段、そして歩行者がそれぞれにスムーズで安全な交通を確保することができて、初めて便利で安全な街づくりが実現します。
そこでは、都市交通の結節点となる駅と駅周辺を含めた整備や、踏切の除去が大きなテーマとなります。都市交通の円滑化に向けて、私たちは豊富な経験と実績のある鉄道技術を駆使して、鉄道の立体交差化事業の計画・設計、環境影響評価を含め総合的にサポートしています。

鉄道には、交通手段という役割以外に、駅が地域の玄関口として都市景観を形成するという重要な役割が要求されます。また、わかりやすい動線やバリアフリーへの配慮、駅前広場の整備による駅の利便性やアクセスの向上、景観・賑わいの創出など、従来と異なる機能・条件が多く要求されるようになってきています。
私たちは、これらの時代の要請についても積極的に取り組み、新しいノウハウとして蓄積し、これからの街づくりを見据えた総合的な提案を行っています。

実施事例

名古屋鉄道瀬戸線(小幡駅~大森・金城学院前駅間)立体交差

所在地 愛知県名古屋市守山区
発注者 愛知国道事務所・愛知県名古屋市・名古屋鉄道株式会社
実施Data 約1.9kmにおける高架化事業の計画・設計
実施内容 名古屋中心部の栄町駅と瀬戸市を結ぶ瀬戸線の喜多山駅を中心とした小幡駅~大森・金城学院駅間の約1.9kmにおける事業の計画・設計に携わりました。
高架化事業により、一般国道302号および都市計画道路守山本通線(瀬戸街道)をはじめとする9カ所の踏切を除却し、踏切遮断による慢性的な交通渋滞を解消します。
設計は周辺住居への影響を小さくするため、線路を1線ずつ切り替える単線切替方式により行われ、現在は上り線が高架上を走行し、残りの半断面(下り線)を施工しています。
名古屋鉄道瀬戸線(小幡駅~大森・金城学院前駅間)立体交差瀬戸線喜多山駅

名古屋鉄道犬山線 布袋駅付近鉄道高架化事業

所在地 愛知県江南市
発注者 愛知県・愛知県江南市・名古屋鉄道株式会社
実施Data 約1.8kmにおける鉄道高架橋の計画・設計
実施内容 江南市を南北に縦断して走る犬山線の石仏~江南駅間の約1.8kmにおける鉄道高架橋の計画・設計に携わりました。布袋駅付近鉄道高架化事業により、鉄道は地平から高架となり、一般国道155号を含む計6カ所の踏切を除却することで、踏切遮断による慢性的な交通渋滞が解消されました。また、布袋駅は2面4線のホーム形式に加え、留置線2線を配置した駅であり、駅前広場からの旅客動線に配慮した設計を実施しています。
名古屋鉄道犬山線 布袋駅付近鉄道高架化事業犬山線布袋駅

中部国際空港線

所在地 愛知県常滑市
発注者 中部国際空港連絡鉄道株式会社・名古屋鉄道株式会社
実施Data 約4.9kmにおける鉄道新線整備の計画・設計
実施内容 中部国際空港連絡鉄道は、常滑線の終端駅であった常滑駅より延伸し、中部国際空港駅に至る延長約4.2kmの鉄道新線であり、中間にりんくう常滑駅が設置されています。名古屋の中心駅である名古屋駅から中部国際空港駅までを最速28分で連絡しており、航空需要がピーク時に集中する特性に対し、大量かつ高速性、定時性を確保できる交通手段として重要な機能を果たしています。鉄道施設は中部国際空港連絡鉄道株式会社が保有し(第三種鉄道事業者)、名古屋鉄道が列車の運行をしています(第二種鉄道事業者)。
中部国際空港線
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