3.11 作図用コマンド

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HEDISP   "name-of-body", itree
隠線消去をせずに立体の表示を行う(HFDISP や HLDISP よりも処理が速い)。
itree  --- 
0;   表示する立体が name-of-body の1つのみ
1;   表示する立体が tree 構造で表される複数の立体

HFDISP   "name-of-body", itree, idash
簡易隠線消去をして立体の表示を行う(HLDISP よりも処理が速い)。凸多面体は完全な隠線消去になり、見える向きにある面の辺を表示する。
itree  ---  
0;   表示する立体が name-of-body の1つのみ
1;   表示する立体が tree 構造で表される複数の立体
idash  ---  隠線を表示するための線の種類を定義する。
idash=0 のとき、隠線はすべて表示されない
0 以外は DPTEXT の定義と同様の線で表示される

HLDISP   "name-of-body", itree, idash
完全に隠線消去をして立体の表示を行う一時的な作業域がメモリー内に作られて、面と面の干渉が計算される。
itree  --- 
0;   表示する立体が "name-of-body" の1つのみ
1;   表示する立体が tree 構造で表される複数の立体
idash  ---  隠線を表示するための線の種類を定義する。
idash=0 のとき、隠線はすべて表示されない
0 以外は DPTEXT の定義と同様の線で表示される

HDISP   "name-of-image", itree, idash
2次元の図形を画面に表示する。ウィンドウの大きさは以前定義のままである。
itree  --- 
0;   表示する平面幾何モデルが name-of-image の1つのみ
1;   表示するモデルが tree 構造で表される複数の平面幾何モデル
idash  ---  隠線を表示するための線の種類を定義する
idash=0 のとき、隠線はすべて表示されない
0 以外は DPTEXT の定義と同様の線で表示される。

HATCHC   "name-of-image", pitch, ang
コントラストのコードが指定されたのちに、ハッチングを行う。このコマンドを用いる前に、HLIGHT コマンドで立体に光をあててHFIMAG コマンドで像が作られていなければならない。
pitch  ---  最大コントラスト時のハッチング線の最大間隔
ang  ---  最大コントラスト時のハッチング線のx軸と交わる角度(度単位)

HATCHR   "name-of-image", number-to-region, pitch, ang
指定された範囲にハッチングを行う。
pitch  ---  ハッチング線の間隔
ang  ---  ハッチング線の x 軸との交わる角度 (0.-90.)


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