9.2 コマンドFSLOAD/FSSAVE のテキストファイルの解説

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 第1章でPHDFLで多面体モデルを生成する方法と、第6章でREGFLで地図モデル生成する方法を例示しました。この場合、ユーザーはデータの幾何学的かつトポロジカルな関係に矛盾がないように注意しなければなりませんでした。FSSAVEは、すでに作られているモデルのデータを、このデータ入力の仕様と殆ど同じ方式でテキストファイルとして書き出します。このテキストファイルを見れば、幾何モデルがどのように作られているかを理解できますし、適当にデータを編集すれば、別のモデルの生成に利用できます。ファイルの中身の見本は図9.2と9.3とにしめしました。図9.2のリストは、多面体モデルのデータであり、図9.3のリストはそれを展開図にした二次元の地図モデルにしたものです。それらの解説を下にまとめます。


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