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6. 文書の作成技術

6.7 コンピュータリテラシーの教育


6.7.2 最初にテキストエディタの使い方を教える

 テキストエディタは、タイピングの練習画面を兼ねて基本的な使い方を教えます(ここでNotepadを使います)。例文は日本語、英語二種類を用意します。分量としてはA4版1枚程度です。新聞記事を主に使いますが、見出し、要約、段落構成がはっきりしているものを選びます。重要なことは、段落の概念を考えたタイピングです。テキストエディタの作業画面は、メニュー項目が少なく、ツールバーもありません。設定では、書式のメニューに「右端で折り返す」があります。初心者は原稿の行単位で改行するタイピングをします。チェックを入れると、ウインドウの横幅にあわせて自動改行された表示になることを納得してくれます。

図6.1 テキストエディタの作業画面(NotePad)
2010.6 橋梁&都市PROJECT

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