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エクセルSoftの使い方

2. エクセルSoftの書式と体裁


編集の一般事項

  • 章単位でシートに分け、全体としてブックにまとめます。
  • ページ数を増やさないようにします。ただし、見易さための改ページを制限しないようにします。
  • エクセルSoft本体は、一本1MB以内で、メールまたはフロッピーで配布できる寸法を目標とします。ただし、写真などのオブジェクトはメモリ寸法を増やすので注意が必要です。
  • この程度の分量であると、全体印刷ページ数は、50ページ程度になります。
  • 線図、写真などはオブジェクト扱いであり、貼りこみ構造になることに注意します。
  • モニタ上でレイアウトを調整しても、ハードコピーに反映されないことがあります。行高さを部分的に変更すると、印刷時に改ページ位置が狂うことがあります。

パソコン上でのEXCEL作業環境

  • アンダーラインは、罫線を使って引きます。イラストの線図を使うと、印刷ズレが起こります。
  • イラストと文字との位置合わせは、ズレルことがあります。
  • 「せん断」などの専門用語を、意図的に「剪断」としました。常用漢字は、新聞などの一般向けの印刷物を目的とした規定であって、専門用語については、必ずしも守る必要がありません。漢字検定が流行っていることもあって、回顧的な漢字の使い方に抵抗は少ないと思います。「板桁」も「鈑桁」と使っています。

エクセルの表計算機能の利用についての留意事項

  • 他のシートのデータを参照する場合には、一旦作業領域にコピーしておいてから、その作業シートの中で利用します。他のブックをコピーして利用する場合、このようにしておくことで、リンク先の修正が容易になります。
  • 計算に使用する寸法数値は、内部的には桁数の多い実数のままで使用します。セルの表示形式は、標準よりも、意識して数値とし、小数以下の桁数を指定します。意図的に丸めるとき、材料の積算に関わるものは切り上げを使用します。四捨五入は0になる場合があるので注意します。
  • 行方向にドラッグすることで、自動計算ができるように留意します。列方向のドラッグで自動計算をすることは多くありません。ただし、上下関係にあるセル位置はなるべく揃えます。
  • 数字データは、基本的にセル書式を数値とします。数字のセル内の位置は右揃えにしたいところですが、プリント上の見てくれは中央揃えの方がよいようです。
  • 数字区切りにコンマとピリオドを混用しません。

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