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1. 用語の定義と解説 |
1.3 虚偽に関する用語 |
1.3.5 換位の虚偽:>(fallacy of conversion) |
換位または換位法とは、直接推理法の一つであって、命題の質(肯定・否定)と正しさ(真理値)をかえずに主語と述語とをいれかえることを言います。換位ができる場合と、できない場合、またできても制限をともなう場合があります。この適用を誤ったときに生ずるのが換位の虚偽です。例えば、「猫は動物である」に対する「動物は猫である」が誤りです。この場合は「或る動物は猫である」ならば正しい文になります。この論理は、集合論を考えると、正誤の判断を理解できます。
科学書刊株式会社:電子版 「橋梁&都市 PROJECT: 2012」 |
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